解決する課題
インフルエンサーチームは、直近の動画を数本見てクリエイターを審査しています。そのため、半年前の競合スポンサー案件、物議を醸した発言、動画内でスポンサーを揶揄する癖などを見逃します。キャンペーン開始後に発覚すると大きな損失になりますが、何百時間もの動画を手作業で確認するのは不可能です。
最初のバージョンに含めるべき機能
- クリエイターの直近の動画をまとめて分析
- 過去のスポンサーや競合ブランドの検出
- 不適切な言葉、センシティブな話題、炎上リスクに関するコンテンツ安全性フラグ
- スポンサーや製品カテゴリに対する感情分析
- 発言とタイムスタンプを根拠として示す共有可能なレポート
開発手順(ステップごとに解説)
- 01
過去の動画を取得する
クリエイターのハンドルとlimit 100〜500を指定して/channels/resolveを呼び出し、直近の動画IDを取得します。
- 02
1回のバッチで文字起こしする
IDを/batchに送信します。字幕のない動画では、コンテンツモデレーションや感情分析などのASRオプションで構造化された安全性シグナルを追加できます。
- 03
スポンサーとリスクを抽出する
各文字起こしをLLMで処理し、言及されたスポンサー、競合ブランド、ブランドのリスクカテゴリに該当する発言を一覧化します。
- 04
スコア化してレポートする
結果をカテゴリごとのスコアにまとめ、すべてのフラグが発言とタイムスタンプにリンクするレポートを生成します。
サンプルコード
このアイデアは「レシピ3:再生リストをナレッジベースに一括登録」パターンをベースにしています。チャンネル、プロンプト、保存先はご自身のものに置き換えてください。
import requests
API = "https://www.youtubetranscript.dev/api/v2"
HEADERS = {"Authorization": "Bearer yt_sk_live_YOUR_KEY"}
playlist = requests.post(f"{API}/playlists/resolve", headers=HEADERS,
json={"playlist_url": "https://www.youtube.com/playlist?list=PLAYLIST_ID",
"limit": 100}).json()
ids = [v["video_id"] for v in playlist["items"]]
batch = requests.post(f"{API}/batch", headers=HEADERS, json={
"video_ids": ids,
"format": {"timestamp": True, "paragraphs": True},
}).json()
# Large batches run async: poll GET /batch/{batch_id} until status is "completed"
for r in batch.get("results", []):
if r["status"] == "completed":
for p in r["data"]["transcript"].get("paragraphs") or []:
store(video_id=r["video_id"], start=p["start"], text=p["text"]) # your vector DB収益化の方法
たまに審査するブランドにはレポート単位で課金し、毎週審査する代理店やクリエイターマーケットプレイスにはシート制プランを販売します。スポンサー契約1件の失敗コストと比べれば、価格の正当性は簡単に示せます。
避けるべき失敗
- 根拠なしにフラグを立てること:人が文脈を判断できるよう、すべてのリスクに発言とタイムスタンプを添えましょう。
- あらゆる不適切な言葉を同じリスクとして扱うこと:ブランドごとにしきい値を設定できるようにしましょう。
- 直近の動画だけを分析すること:競合との案件はもっと前の動画に出てくることがよくあります。
このアイデアに関する質問
ブランドはYouTubeインフルエンサーをどう審査していますか?
多くは数本の動画を手作業で見ています。文字起こし分析なら、クリエイターの直近の全動画を対象に、スポンサー、センシティブな話題、トーンを数分で確認できます。
YouTuberが過去にどのスポンサーと組んだか調べられますか?
はい。スポンサー紹介は口頭で行われるため、LLMで文字起こしからブランド名や広告部分を抽出できます。
審査レポートは何本の動画を対象にすべきですか?
目安としては直近100本または12か月分のうち多い方が有用です。Businessプランでは、バッチリクエストに最大3,000本の動画を含められます。